about

学会について

 

ご挨拶


日本学校改善学会とは、日本の学校を善くする方法を、実践研究の推進を通して学びあう会です。学校改善に関心を持つ研究者・実践者であれば、どなたでも参加できます。全国の大学・教育委員会・教育センターのみならず、教職大学院や校長会等の専門職団体との連携活動を基盤とする実践志向の学会です。
本学会は、科学研究費補助金の共同研究から生まれました。理事メンバーは、いずれも科研費研究の研究図書の執筆者です。科研費研究に基づく研究活動が、ひとつの学問分野を立ち上げるまでに成長したのです。これは、全国的にも大変珍しい事例です。
また、本学会は、有識者会議(国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議)の報告書においても取り上げられる等、今後の教員養成改革において重要な役割を果たすことが期待されています。
日本学校改善学会は、American Educational Research AssociationのDivision A(Organization & Leadership)及びDivision B(Curriculum & Instruction)の研究活動を日本おいて実施することを目指します。研究者とスクリールリーダーとの研究交流の場として、そして、国内の先端研究推進の場として機能し、日本の研究と実践をリードします。教職大学院、教育委員会、校長会等との連携協働を基盤とする点も、これまでの教育分野の学会にはない特徴です。
2018-20の3年間は、学会の基盤形成期として、以下の4事業に取り組みます。
第1は、安定した大会運営です。ポスター、ラウンドテーブル、プレゼンテーションの3パターンを採用し、より多くの発表者を確保し、知の蓄積を促進します。毎年度、対前年度比で50%以上の会員増・参加者増に挑戦します。
第2は、ウェブジャーナルの導入です。学会のHP上から研究紀要にアクセスできる方式をとります。研究紀要は、学術研究はもちろん、実践研究の自由投稿を積極的に受け付けます。Journal of School Leadershipには、学校改善関連領域における実践研究が多数掲載されており、実践研究のフォーマット(評価ルブリック)を構想する上で大変参考になります。このジャーナルを手がかりにして、前に進みます。実践者が執筆する実践研究の質が、大幅に高まることでしょう。
第3は、学校組織を対象とする調査法のテキスト開発です。学校組織を対象とする質的・量的方法論を盛り込んだテキストを、学会主導で開発します。今後、教職大学院の学校管理職養成コース等で、調査法の科目が激増することが予測されます。目に見える近未来に積極的に対応します。
第4は、Ed.Dプログラム(教職博士)の開発・運営支援です。Ed.Dプログラムの内容を学会として提案するだけでなく、会員のEd.D取得を推進いたします。そのためには、全国の教職大学院との連携協力が必要不可欠です。本学会の会員から、多数のEd.D取得者を輩出できるように、会員相互で全力サポートしていきましょう。
年会費4000円(学生であれば現職教員も無料)、大会参加費1000円の超特価学会ですので、どうぞお気軽にご参加ください。皆様のご入会とご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

日本学校改善学会会長
露口健司(愛媛大学大学院)

 

事務局・役員


理   事
  • 生田淳一(福岡教育大学)
  • 伊藤文一(福岡女学院大学)
  • 入江誠剛(福岡大学)
  • 大林正史(鳴門教育大学)
  • 大野裕己(滋賀大学)
  • 押田貴久(兵庫教育大学)
  • 柏木智子(立命館大学)
  • 加藤崇英(茨城大学)
  • 川上泰彦(兵庫教育大学)
  • 城戸 茂(愛媛大学)
  • 相良誠司(福岡女学院大学)
  • 倉本哲男(静岡文化芸術大学)副会長
  • 清水安夫(国際基督教大学)
  • 諏訪英広(川﨑医療福祉大学)
  • 高木 亮(美作大学)
  • 棚野勝文(岐阜大学)
  • 露口健司(愛媛大学)会長
  • 當山清実(兵庫教育大学)
  • 冨田明徳(兵庫教育大学附属小学校)
  • 増田健太郎(九州大学)
  • 山下絢(日本女子大学)
顧  問
  • 加治佐哲也(兵庫教育大学)
  • 佐古秀一(鳴門教育大学)
  • 北神正行(国士舘大学)
事 務 局
  • 高橋葉子(愛媛大学)事務局長
  • 山本浅幸(愛媛大学)
  • 掛水高志(愛媛大学)
紀要編集委員会事務局
  • 生田淳一(福岡教育大学)委員長
  • 入江誠剛(福岡大学)副委員長
  • 相良誠司(福岡女学院大学)副委員長
  • ※理事は紀要編集委員を兼ねる

 

学会ニュース


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