Jan 26, 2021

日本学校改善学会2021(R3)大会のお礼

日本学校改善学会2021(R3)大会のお礼

 

日本学校改善学会2021(R3)大会

実行委員長  高木 亮、

 

拝啓 コロナ時代の年度末の過酷な多忙の中、皆様におかれましてはますますのご活躍、心よりお慶び申し上げます。

また、先日の日本学校改善学会2021(R3)大会にはお忙しい中のご参加を頂きありがとうございました。大会のお礼をお伝えさせてください。

「コロナ時代」(22日夕 企画:神林寿幸会員、話題提供:長谷守紘会員、飯島有哉先生、大野裕己理事)と「学校の多様性」(23日朝 企画:清水安夫理事・高田純会員、話題提供:武田正文先生、木村智次先生)の2つのシンポジウムにおいて様々なご提言とご議論を頂きました。これらにつきましては来年度『学校改善研究紀要』において報告をさせていただく予定です。

自由研究発表はポスター発表を含め62件に達し、ポスター・抄録の作成や前例のないオンライン発表の試行錯誤のなかで素晴らしいご発表の数々を頂きました。今回は学校現場の先生方の学会発表をされることが、法令・倫理遵守(コンプライアンス)や時間的多忙などの観点から“いかに大変か”ということに気づかされました。発表会員の皆様のご努力と日ごろの教育活動への熱意に感謝しますとともに、学会発表を陰ながら支えるとともに学会参加や発表資料の調整にご尽力いただけましたご勤務先所属長の皆様にも厚くお礼申し上げます。皆様を称えたく存じます。その趣旨で優秀発表を表彰いたしました。

また、学会本部におかれましては「参加費無料」の今回特例のご決断を頂くとともに複雑な諸条件の助言とご支援を頂きました。“少しでも多くの会員に少しでも快適で実りある機会を”という趣旨の数々の目に見える本部事務局のご苦心・ご負担の数々に心より感謝したく存じます。

あわせまして、本学会理事の大林正史先生(鳴門教育大学)と當山清実先生(兵庫教育大学)、川上泰彦先生(兵庫教育大学)、諏訪英広先生(川崎医療福祉大学)には前例のないオンライン自由研究発表座長としてだけでなく、講評のためのシンポジウムにまでご参画を頂きました。本当にありがとうございました。

お礼の上でお詫びを申し述べさせてください。このような会員や非会員の先生方の有形・無形の莫大なご支援をいただきながら、準備・連絡の遅れや安心してご発表をいただける環境整備に不足があった点はいずれも実行委員長・高木の責任であります。コロナ時代とはいえ本大会は少なからず実行委員長・高木の独断的な試行実施事項があり今後は現実的で持続発展可能な大会の在り方を模索していただく必要がございます。特に、国や地方の教育行政への後援取得等を失敗してしまい、それが得られていれば、より円滑に現場の先生方にご参画・ご発表頂けたのではないかと思い終生の遺憾として悔やんでおります。

なお、今回の試行で自由研究発表の優秀賞を実行委員会で検討いたしました。加えて、無償のご協働を頂きました実行委員の先生方の役割を記録に残させてください。

末筆となりましたが、ご参画頂けました皆様のご健康とご発展を心よりお祈り申し上げます。

令和3年1月25日

敬具